【鹿児島旅行記】島津氏の巨大別邸・仙巌園
こんにちは!Tomokiです。
先日、鹿児島へ日帰りで行ってきました。
昨日ちょうど、カフェの記事を更新したので、良かったらぜひどうぞ!
【GOOD NEIGHBORS】桜島を望みながら、コーヒーが飲めるカフェ!
その中で、僕が寄った仙巌園をご紹介したいと思います。
Contents
仙巌園
鹿児島空港から30分ほど、鹿児島市内からは10分ほどで行けるアクセスの良い場所に位置しています。
「仙巌園」とは、薩摩藩の大名だった島津氏の別邸のことで、日本を代表する大名庭園です。
海沿いに位置しており、目の前には鹿児島の象徴「桜島」を一望することができます。
仙巌園の隣には、日本最初の洋式工場群である「集成館」があり、幕末から明治にかけて、西欧列強に対抗するために作られたのでした。
入場料は、仙巌園と集成館の両方の入場料として、1500円でした。
ちなみに、新型コロナの影響で入場前に、体温測定等感染対策は徹底しており、観光客が安心して園内を回れるようになっています。
見どころ
反射炉跡
鉄製大砲鋳造のため、島津斉彬が築いた跡です。
ちなみに、この島津斉彬は、11代薩摩藩主で日本で最初に写真を撮られた人物だそうです。(豆知識)
こちら、斉彬は実物を見ずオランダからの書物を参考に苦心して建設したそうです。
当時はインターネットがない時代なので、それがいかにして凄いか分かります。
江戸時代では、日本はオランダとの外交はあったので、少なくとも辞書があったとは思われますが、それにしても島津斉彬は天才すぎる!
現在では、跡地となっていますが、江戸時代には高さ20メートルほどあったようです。
反射炉のイメージがつかない方のために反射炉の参考画像を貼ります。
釘隠し
日本建築に見られる伝統的な装飾品の一つです。
現在僕たちが住む家の壁には、釘が丸出しになっている箇所は一つもないかと思います。
しかし、当時の建築では、釘を隠すためにいろいろな形の”釘隠し”が存在したようです。
仙巌園の「御殿」の中でそれを見ることができます。
僕も、一つだけですが釘隠しを見つけることができました!
この御殿には10種類以上あるようなので、様々な種類の釘隠しを見つけるのは、楽しみの一つかなと思います。
菊
天皇などの宮家の家紋にもなり、縁起が良いとされる菊を見ることができます。
金賞とか書いてあったので、菊花展覧会がやっていたようですね。
僕が行ったのが11月中旬で菊の季節だったため、行われていたようです。
四季に合わせて催しが行われているみたいなので、どの季節にいっても楽しいことでしょう。
和洋折衷
こちらの動画をご覧ください。
「謁見の間」と呼ばれる場所で、賓客と面会するために用いられた場所です。
明治維新後にシャンデリアが付けられたようで、西洋文化をいち早く取り入れる薩摩藩は「さすが!」としかいう他ありません。
食器もスプーンやフォークが置いてありるなど、洋風のものになっていました。
食卓は洋風、内装は和風といった感じで、和洋折衷を味わうことができます。
桜島の眺め
縁側からは、桜島を見ることができます。
縁側で腰を下ろし、山頂部分の雲が退くのを待っていましたが、状況は変わらず退散しました。
僕が行った時は天気は良かったのですが、桜島の雲だけは、形を変えずそのままの状態でした。
天気はともかく、仙巌園は、十分に楽しむことができ、且つ薩摩藩が幕府に与えた影響力、さらには鹿児島の英雄たちの歴史を学ぶことができました。
まとめ
- コロナ対策バッチリの名勝
- 薩摩藩の歴史を学べる
- 御殿の縁側から桜島を望める
- 鹿児島を代表する観光地
以上です。